株式会社DPD製作所
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商品説明
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BTB溶液とは

BTB溶液とは、ブロモチモールブルー(BromoThymol Blue)という試薬を0.04%に水で希釈したブロモチモールブルー水溶液です。
BTB溶液は酸性では黄色、中性では緑色、アルカリ性では青色を示します。
ブロモチモールブルーはpH6.0以下の酸性では主に黄色、pH7.6以上のアルカリ性では主に青色を示し、pH6.0~7.6の間では、黄色と青色が混在することで緑色に見えます。
写真は水10mLにBTB溶液0.5mL(約10滴)加えた場合。
(pHの範囲をもっと細かく知りたい場合、万能指示薬と呼ばれるメチルレッド・BTB・フェノールフタレイン等の混合指示薬を用いる場合もあります。)
水道水のpHについて
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水道水の水質基準

水道水は、水道法という法律によって、大腸菌、鉛などの重金属、農薬の混入などが人体に悪影響を与えないように、水質基準が設けられています。
この内、pHは5.8~8.6の範囲内と定められております。
(pH7.0~7.5程度が多いと感じます。地域や季節により変わるかもしれません。)
実際のBTB溶液の使用では、pH6.5程度でも相当に黄色く、pH7.3程度でも十分に青色に感じる人も多くいると思います。
「水道水なんだから中性で、pH7.0であり、BTB溶液が緑色を示すはずでは?」と感じる方も多いかもしれませんが、BTBで測ってみると思ったより黄色あるいは青色と感じる場合も多いです。
東京都北区で水道水のpHをpH計で測定してみました。(写真)
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